「それって運じゃなく縁でしょ。」
以前某人材会社のテレビCMに流れていたこのフレーズに僕は大きく共感しました。
というのも今勤めている会社に転職成功できるまでに他大手企業、中小企業の面接を合計17社受け、
全社面接不合格、書類選考落ちという結果を叩き出し、
最後の最後に唯一受かった現在の会社(面接受けた企業の中でも一番の大手企業)に僕は完全に「縁」がもたらした合格であると感じているからです。
様々な企業の面接官から「今後のキャリア」について聞かれた際に僕は、
「長く勤めることは考えておりません。将来自身のやりたいことを見つけ出した時、もしくはスキルが完全に身に付いたら独立を考えております。」
と質問をされた企業全社に回答しておりました。
今となってみればこの回答は博打みたいなもんだなと思います。
一般的に考えて、採用コストを帳消ししさらにプラスの利益になるよう長く働いてくれそうな人を採用したいと思うはず。
それなのに当時の僕はそんなこと一切考えもせずに馬鹿正直に自分の「今後」について話しておりました。
その馬鹿正直に話していた僕の「今後のキャリア」について、
唯一興味を示して頂き、僕の情熱を仕事を通してどう世の中に還元していくか、どう自身のキャリアアップに繋げるか、
視座の高い話をして頂いたのが今勤めている会社の面接官であり、役員の方から頂いたお話でした。
ここからの話がまさに「縁」を感じる話で後日談として僕を採用して頂いた面接官の方は、
たまたま業務中に時間が空き、自身の業務ではないが面接官として対応できるという時間があったため、
たまたま僕の面接官を行なったとのこと。そして、その面接官の方は学歴など関係なしにハングリー精神がある人がお気に入りになりやすいと。
結果、僕と同期の人たちは皆「銀行関連・証券マン」「高学歴」の人たちを中心的に採用されている中、僕だけが唯一「高卒」「派遣社員出身」で入社しました。
これって、面接の日にちが一日だけ前後して僕の性格を好まない人が面接担当になっていたり、
自分の今後のキャリアや仕事に対しての想い、本心を言わずに万人受けになるような回答をしてしまったら不合格になっていた可能性があったと周りを見て感じました。
そして転職って「縁」の要素がすごい強い。
「縁」要素が強いからこそ、自身の想いは素直に話した方がいいのではと思いました。
言い続けることで結果として自身の今後のやりたいや想いに理解を示し、協力してくれる。
自分に合った環境の中で働けているチャンスを掴めるんじゃないのかなと。